【万年筆歴10年の左利き】 プラチナ万年筆 まとめ

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万年筆あれこれ

国内3大万年筆メーカーの1つ「プラチナ万年筆」。そんなプラチナ万年筆をまとめた記事を作ってみました。

私が持っているのは4種類、5本「プレピー」「プレジール」「プロシオン」「3776センチュリー」をざっくり紹介します。

1つ1つ記事を読む時間が惜しい、ざっくりそれらについて知りたい左利きの方の役に立てば嬉しいです。

プラチナ万年筆

プラチナ万年筆は、1919年に創業された日本の筆記具メーカーです。高級万年筆から低価格な万年筆まで、幅広いラインアップを持っています。

1919年に初代社長の中田俊一さんが岡山県で創業。最初は輸入万年筆の販売を行っていましたが、1924年に東京の上野で中屋製作所を創業し、自社製品の製造を始めました。

1931年にはカタログ郵送販売がスタート。

1942年にプラチナ萬年筆(株)になりました。

1957年には業界初のカートリッジインク式万年筆「オネスト60」を発売し、その後も多くの革新的な製品を世に送り出してきました。

特に1967年には世界で初めてプラチナペン先を搭載した万年筆「プラチナ・プラチナ」を発売。

2019年には創業100周年を迎えました。

プラチナ万年筆は、その高品質な製品と革新的な技術で、日本の筆記文化に大きく貢献してきました。

プレピー

プレピー(Preppy)は、日本の「プラチナ万年筆」が製造・販売する低価格帯の万年筆です。

ステンレス製の特殊合金ポイント付きのペン先が摩耗に強く、長持ちします。

字幅は 極細(EF)、細字(F)、中字(M)など、書きたい文字の太さに合わせて選べます。

スリップシール機構というキャップを閉めた状態で1年間使わなくてもインクが乾かない機構を搭載しています。

透明カラーのボディやコラボデザインがされたボディがあり、多数のカラーバリエーションがあります。

値段は550円(税込み)と最安レベルの安さ。

プレピーは、手帳やスケジュール帳、イラスト描写など、さまざまな用途に使える万年筆です。

特に初心者やカジュアルな使い方を好む方におすすめです。

私のプレピーの使いってみた感想はコストパフォーマンスの高さ!

550円で左利きでも安心して使える安定感抜群の書き心地。

カラーバリエーションが豊富でコラボデザインのモノもあり、選ぶのも楽しい万年筆です。

「もっと万年筆ぽいやつが欲しい!」方には物足りないかもしれませんが、「試しに万年筆使ってみたい」って方にはおすすめします。

文房具屋には置いてあるお店が多いです。近くのデパートに行けば実物が見れるのでサイズ感を具体的に把握できるので、そこも良いところです。

プレピーの記事はこちら↓

【万年筆歴10年】左利きの万年筆レビュー(プラチナ プレピー) | みつけのしろうさぎ

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プレジール

プレジール(Plaisir)は、日本の「プラチナ万年筆」が製造・販売する初心者向けの低価格帯の万年筆です。

値段は1650円(税込み)です。

ボリュームのある柔らかいフォルムの金属ボディで擦り傷に強い加工がされています。

ステンレス製で摩耗に強い特殊合金ポイント付きのペン先は、万年筆の書き味を手軽に楽しめます。

キャップを閉めた状態で、1年間使わなくてもインクが乾かない「スリップシール機構」を搭載。いつでもさらりと書き出せます。

ボデイカラーも豊富なので気分で使い分けても楽しい万年筆です。

こちらはコロナが流行していた時期に発売していた「あまびえ」デザインのプレジールです。

※あまびえ=熊本県あたりで海上に現れるとされる日本の疫病封じの妖怪です。

プレピーを見て「もうちょっと万年筆らしいのがいいなぁ」と思った方にオススメ。

書き心地はプレピー同様、左利きでも安心して使える安定感のある書き心地です。

万年筆の雰囲気を感じながら書きたいならプレジールがよい相棒になります。

値段も万年筆の中ではかなり安いので手が出しやすいです。(1650円税込み)

プレジールもプレピー同様、町のデパートや文具屋さんでよく見かけます。

気になる方は一度探しにいってもよいかもしれません。(実際にみてデザインや大きさを把握できます)

プレジールの記事はこちら↓

【万年筆歴10年】左利きの万年筆レビュー(プラチナ プレジール) | みつけのしろうさぎ

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プロシオン

「プロシオン」は、空に浮かぶ星の中で21 個ある一等星のひとつ、こいぬ座の「プロキオン」が由来になっています。

ビジネスシーンや生活シーンでのアクセントとしてキラリと輝く万年筆をコンセプトに、また、新しい万年筆の可能性に挑戦する道標として、名付けられました。

値段は6600円(税込み)です。

プロシオンには色んな特徴があります。

プラチナにはお馴染みのいつでもさらりと書き出せる「スリップシール機構」が搭載されています。

他には最適重量バランス設計のアルミボディで程よい重みを感じながら筆記をすることができます。

ペン先はステンレスで五角絞り、とても特徴的なペン先です。

手に馴染む特殊塗装と鮮やかなカラーで触って楽しい、見て楽しい万年筆です。

デザインも質感も本格的な万年筆が欲しい方はプロシオンがオススメです。

「プレピー」「プレジール」に比べると少々値段が上がりますが、使い比べてみるとすぐに分かります。

片や樹脂製、片や金属製なので使い比べてみると持った時の存在感にかなり違いがあります。

もちろん、左利きでも楽しめるし日常使いにもできる1本です。

購入を検討されている方がいれば、1つアドバイスがあります。

それは「実際にプロシオンに触ってみる」ことです。

私の感想ですが、プロシオンは「プレピー」「プレジール」と違い、万年筆自体の大きさや重さ、ペン先の大きさに特徴があります。

その特徴は好き嫌いが分かれるところです。自分の好みに合うかぜひ一度手に取って確認して下さい。

買ってみて「思ってた感じと違う…」という絶望をなるべく避けましょう。値段が6600円ですから。

ただ、万年筆好きも度を越えてくると思ってた感じと違くても「君(万年筆)にはこんな個性があるんだね」と1つの個性として楽しめるようになってしまいます。

プロシオンの記事はこちら↓

【万年筆歴10年】左利きの万年筆レビュー(プラチナ プロシオン) | みつけのしろうさぎ

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#3776センチュリー

プラチナ万年筆を代表する万年筆「3776センチュリー」。プラチナ万年筆が製造、販売している高級万年筆です。

万年筆が好きな方にも愛用している方が多い万年筆です。

万年筆愛好家で作家の梅田晴夫さんと理想の万年筆を目指して共同開発された万年筆です。

ペン先は14金、字幅もUEF(超極細)/EF(極細)/F(細)/SF(細軟)/M(中)/B(太)/C(極太)と豊富に用意されており、使う用途によって選べます。

万年筆最大の欠点とも言えるインク乾燥を防ぐことが出来ないかを研究し開発された2年間もインク乾燥を防ぐ「スリップシール機構」を新たに組み込んだ革新のキャップが使われています。

色やデザインのバリエーションが豊富で、基本はブルゴーニュ(赤)、シャルトル・ブルー(青)、ブラックインブラック(黒)、シュノンソーホワイト(白)、ローレルグリーン(緑)があります。

私が持っているのは「スターウォーズ」シリーズの3776センチュリーです。

他にも蒔絵や屋久杉、セルロイド、金箔、象嵌(ぞうがん)などがあります。

実はこの3776センチュリーは購入をあまり検討していませんでした。

何度か文房具屋さんで実物を触らせてもらいましたし、試し書きもさせていただきました。

当時の私にはキャップポストしないと小さいし、キャップポストすると大きい万年筆でした。

(キャップポスト=キャップを後ろにハメている状態)

スターウォーズが好きでスターウォーズデザインの3776センチュリーを購入しましたが、多少の使いにくさは承知の上でした。

しかし、使っていくうちに「手」が万年筆に慣れてくるのか最初に感じた違和感はなくなっていきました。

今では特に違和感なく使っています。人間の好きなモノに適応しようという力ってすごいなと思いました。

こちらもプロシオン同様、実際に触ってみることをオススメします。値段も22000円(税込み)ですし。

実際に触って書いてみて書いた線を見て、思うような感触(大きさ、太さ、重さ)かどうか、字幅の太さは何が良いかよく検討してみて下さい。

3776センチュリーの記事はこちら↓

【万年筆歴10年の左利き】万年筆レビュー プラチナ #3776センチュリー | みつけのしろうさぎ

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