左利き(万年筆好き)がペン字練習を1年続けたら。

本記事はプロモーションが含まれています。
万年筆あれこれ

もともと字を書くことは好きでした。
でも、一生懸命丁寧に書いても「なんか満足できない」と感じることがありました。

もっと万年筆を使いたい、もう少し見栄えのいい字で奥さんに手紙を書きたい。そんな思いから、ペン字練習を始めました。

決まったノルマはなく、空いた時間に少しずつ。それを1年間続けていました。

この記事では、ペン字練習を1年続けて実際に感じた変化や、途中でつまずいたこと、そして続けて分かったことを体験ベースでまとめています。

1年やった結果、「やって良かった!」と実感しています。奥さんからも字が上手になったねと褒めてもらいました。

みつけのしろうさぎ

左利きによる、左利きのための万年筆ブログです。
万年筆歴10年の左利きです。
持っている万年筆はだいたい50本。
日々楽しんで万年筆を使っています。
(Xで日々の万年筆ライフを発信しています。)

X(旧ツイッター)では日々の万年筆ライフを発信しています。

※本記事の白いウサギのキャラクターが載っている画像は全てchatGPTで作成したものです。

ペン習字を1年続けた結果【結論】

字がうまくなった実感はあります。そして、字を書くのが楽しくなりました。

他にも提出書類や手紙を書くことに以前ほど抵抗がなくなり、実生活でも違いを実感しています。

ペン習字の練習で色んな万年筆をたくさん使うことが出来ました。

そして、日常の書きモノ(日記や原稿)では気づかなかった万年筆の良さにも気づくことが出来ました。

私がペン字を習めた理由

ペン習字をやり始めた大きな理由は「奥さんに見栄えの良い字で手紙を書きたかった」からです。

ペン習字をやる前は一生懸命丁寧に書くけど労力のわりに満足のいく字は書けませんでした。

年に数回、奥さんや子どもに手紙を書きますが、見栄えもイマイチ。

あと、おまけで万年筆を使う機会をもっと増えたらいいなと思っていたのでペン習字をやり始めました。

実際の練習内容

書籍やテキストの内容をこなしました。

色んな万年筆を使いたかったので1回やったら終わりではなく復習もしました。

練習の頻度は決めていません。

週に3~4日できることもあれば、子どもが風邪を引けば週0日のこともありました。

練習時間は15分程度~長くて1時間ぐらいです。子どものお迎え前や子どもが寝た後、平日休みの日中です。

ノートは方眼線のないモノとあるモノの2つを気分で使い分けていました。

自由に楽しく書きたい時は方眼線のない白紙のノートを使い、きっちり字のバランスを見て書きたいときは方眼線のあるノートを使いました。

ペン字練習に使った筆記用具は万年筆です。

理由は万年筆が大好きだからです。スラスラとした書き心地と見た目で練習中のテンションが上がります。

これらの万年筆をもっと使いたいからペン習字をやり始めたところもあるので、ペン字練習をするたびに色んな万年筆を使いました。

ペン字練習の1年間。

↑これが私の字のスタート地点です。

2025年の4月、「左利き用」のペン字練習帳を購入してペン字練習がスタートしました。

練習帳の内容は「ひらがな・カタカナ・漢字の書き方」「手紙等の書き方」などです。

練習帳の内容を学びながら、字の練習をしました。復習も含めて2~3周やりました。

色んな万年筆で書きたかったので、たくさん書きました。おかげで文字を書くコツを手に覚えさせることが出来ました。

特に「ひらがな」「漢字」はペン字練習帳をやる前と後で明らかに雰囲気が変わりました。

ただ、あくまで文字を書くコツを学習できただけなので、「雰囲気だけ上手になったけど、細かくみると…。」といった感じです。

しかし、以前よりペン字練習に抵抗がなくなり、ペン習字の練習をもっとやりたいと思わせてもらいました。

ひらがな、カタカナ、漢字をなんとなく練習することに飽きてきたので、百人一首で短い文章の練習をすることにしました。

あんまり長い文章だと疲れそうだったので、百人一首にしました。

created by Rinker
¥1,100 (2026/04/28 15:15:49時点 楽天市場調べ-詳細)

今まで通りひらがなやカタカナの練習をしながら、百人一首を書きました。

練習し始めて感じたことは2つ。

  • 左利きの私にとって縦書きの文章はストレスが少なくて良い。
  • まっすぐ文章を書くって難しい。

まっすぐ文章を書くことを意識すると文字を書くコツを忘れてしまうなど苦戦しました。

とりあえず百人一首を完走することを目標に練習しました。

百人一首を完走した時点では、書く文字に大きな変化は感じませんでした。

むしろ、文章で字を書くと自分の字のバランスや形の悪さをはっきり感じました。

そこは「まだ練習し始めて3か月、それで上手になったら苦労しないよ」と自分に言い聞かせて楽しむことに重点を置き、ペン字練習を続けました。

練習したおかげで字の変化は感じませんでしたが、コツを意識ながらまっすぐ書く労力は始めた頃より減りました。

なにより、色んな万年筆で文字を書くことが出来たのでとても楽しい時間でした。

9月に一大決心してペン習字の通信講座(左利き用)に申し込みました。

通信講座に頼った理由は個人で努力するには限界があるなと感じたからです。

4万円する講座なので、そりゃ一大決心でした。

講座を全部やり終えた後に申請すると2万円返ってくるというキャンペーン中だったので、実質2万円だと思い、申し込みました。

最初はひらがな、カタカナでした。

ペン習字練習帳と重複するところなので、復習だと思いスルスル苦もなく進みました。

ひらがな、カタカナが終わり、漢字になって少し雲行きが怪しくなりました。

最初は漢字の楷書から。楷書とは漢字の書体の中で最も基本となる「正しい形」です。

一画一画を丁寧に書く読みやすい書体です。

漢字(楷書)は地道に正しい漢字のバランスを覚えて、それを自分のペンで体現するんですが…。

なかなか思った通りに字は書けませんでした。(継続中…)

しかも、始めたばかりで終わりの見えない分量で気の遠くなり、モチベーションを維持することが大変でした。

ペン字練習帳でやった文字を書くコツのようにちょっと練習すれば劇的に変化を実感することはありませんでした。

黙々と修行のように漢字と「にらめっこ」して書くの繰り返しでした。

ただ、そんな修行僧のような気分の時に通信講座の課題の返信が却ってきて、先生から「根詰めずに自分なりに」というメッセージをいただいて、少し肩の力を抜くことが出来ました。

おそらく、通信講座を始めたことの方が陥りがちな状態だったのでしょう。

ここから少し万年筆で書くことを楽しみながら練習するようになりました。

年が明けて1月頃に楷書の練習が終わりましたが、不思議なもので始めた頃のしんどさは知らない間に過ぎ去っていました。

漢字の正しい形を真似て書く。

「自分が書いてみて良い感じ」だったらOKという甘い基準で楽しく出会う漢字1つ1つを練習、復習していきました。

もちろん、いくらやってもうまく書けない漢字もあり、ほどほどにイラつくこともありました。

そういう時はその文字は飛ばして、気の向いた時に再挑戦して自分なりにうまく書けるまで長く付き合いました。

1月から行書のテキストに入りました。

行書とは楷書を適度に崩して書きやすくした書体のことです。

読みやすさと流れの美しさを両立した筆文字のスタイルだそうです。

私は楷書より行書の方が相性が良いみたいで行書の練習は楽しく進めることが出来ました。

ただ、普段見慣れない字だったり、書き順だったりするので慣れるのに少し時間が必要でした。

しかし、流れるように書くところが万年筆との相性もよく、万年筆を堪能しながら楽しく書けたので何も苦になりませんでした。

↑こちらはひらがなの行書の練習です。

これが難しい。

というか「これで合ってる?」と半信半疑で書いていました。

日常で使うことはあまりなさそうなのでおまけの楽しみだと思い、昔の人になった気分で書いて遊びました。

人間、練習していると慣れるもんでうまく書けないなりに真似するぐらいは出来るようになりました。

昔の人の手紙のような文字が書けてテンションが上がりました。

ここまでで2026年4月、ペン習字を始めて1年になります。

全体的には「万年筆を使いながら楽しむこと」ことに重点を置いて、練習を進めたのが良かったと思っています。

漢字の楷書のように、地道で自分には苦手な練習も楽しむを念頭に取り組んだ結果「自分には珍しく、手抜きをせずに丁寧にこせた」と思います。

※日々の万年筆ライフやペン習字練習について、Xで発信しています。↓

みつけのしろうさぎ (@mnosirousagi) / X

ペン習字1年練習後のBefore / After

ペン習字を始める前の字は、こんな感じでした。

ブログ内で万年筆で字を書いている様子を撮影したときのものです。

動画の時間内に収めるため、慎重に丁寧に書いていないとはいえ……この程度です(笑

そして、ペン字練習を1年やって同じような条件で書いたものがこちら。

自分が感じている大きな変化は、主に次の2つです。

・可動域が広くなった。
・字のバランスが整った。

まず「可動域」について。

左利きの私は、文字の右側の「ハライ」が苦手でした。

ひらがなの「あ」「お」「ゆ」、漢字の「越」「丈」「良」など、最後のハライが小さくなったり、適当になったりしていました。

その影響で、小さい字しか書けず、大きい字を書くと途端にバランスが崩れてしまっていました。

感覚的には、「手の届かないところ、コントロールしにくいところはうまく書けない」という状態です(伝わらなかったらすみません…笑)。

ですが、ペン習字の練習前に行っていた指や手首のエクササイズのおかげで可動域が広がり、無理なく動かせるようになりました。

その結果、ハライも自然に書けるようになっています。

そしてもう一つが「字のバランス」。

これはシンプルで、正しい漢字の形を見て、それを再現する練習を重ねたからです。

「この漢字って、改めて見るとこういう形なんだ」「上の横線より、下の横線のほうが長いのか」

そんな気づきが増え、以前よりも整った字が書けるようになりました。※あくまで自分なりではありますが。

ペン習字の練習をするたびに、新しい発見があります。

小学生の頃、国語の先生に「お手本をよく見て書きなさい」と言われていましたが、その言葉の意味を、35歳になってようやく実感しています。

1年ペン習字をやって分かったメリット

まず、手書きがさらに楽しくなりました。

字を書くコツを覚えたら字の雰囲気が変わりました。

そして、漢字の正しい形やバランスを覚えたら自分の書いた字が整いました。

もちろん、お手本のようにバキバキに上手な字が書けるわけではありません。

自分が見て「あの頃より上手になったね」と思いながら、嬉しい気持ちで字を書くことが出来ています。

そして、思わぬところで効果も実感しました。

それが、年賀状や手書きの書類への抵抗感が減ったことです。

手紙や書類を受け取った方が私の字を見てどう思うかは分かりません。

しかし、実践の場で字を書くチャンスが巡ってきたと思って、手書きの書類を書くようになりました。

また、ペン習字をやる前よりは字のバランスは良くなり、ほどほどに自信がついたのも手書きの抵抗感が減った理由だと思います。

最後に自分で書いたメモが見やすくなりました。

↑見やすく書こうと意識したわけではありませんが、ブログ記事の下書きをしたら以前はこんな感じでした。

ペン習字をやっている今の方が全体的に見やすいと私は思っています。

相変わらず文章が波打ってしまいますが、書いている字の1つ1つが見やすくなったので結果的に全体が見やすくなったのかなと思っています。

正直つらかったこと

通信講座を始めて2か月目は先の長さとお手本のような字が書けない苛立ちで辛かったです。

練習しているけど、現状が変わっていく実感がなく目的地の見えない広い海をひたすら泳いでいる気分でした。

色んな万年筆をローテーションで使いながら、辛い時は「万年筆を楽しむ」ことに重点を置いて乗り切りました。

これから始める人へのアドバイス

ペン習字にチャレンジしたい方は、いきなり通信講座はしんどいからやるなら練習帳ぐらいの簡単なモノから試すといいと思います。

そして、ストイックになりすぎない、完璧を目指さない自分の心地よいところでひとまずOK

そんな心の余裕を持つことがペン習字に挫折せずに続けるコツです。

お気に入りの筆記用具を買うのもいいかもしれません。

シャーペンでもボールペンでも、万年筆でもなんでもいいです。

自分の心地よい筆記感の筆記用具で練習すると気分も良いです。

自分で手書きしたモノを残すのもいいと思います。

私の場合、奥さんや子どもへの手紙や日記がそうでした。

手紙は家族とはいえ他人の目に触れるので多少なりとも「うまい字を書きたい」と程よいプレッシャーを感じることが出来ます。

家族なので見栄も世間体もないので、ほぼノーストレスです。

ポジティブなフィードバックも嬉しいです。

奥さんから具体的に「字が上手になったね」と褒めてもらえたので、それを励みにペン習字を続けられました。

※お世辞かもしれませんが、それでもOK。

奥さんには手紙を渡す時に心が折れるとわるいので、ネガティブなフィードバックはしないようお願いしました。

子どもは字の上手い下手に関わらず喜んでくれるので有難いです。

「手紙送る人いないよ…」って方!

日記でもいいと思います。

数日に一度なんとなく最近あったことを書く、そして、愚痴でも悪口でも嬉しかったことでもただの事実でもなんでもOK。

とにかく、自分が書いたモノを残しておけば、それを見返した時必ず自分の字の変化に気づきます。

なぜなら、自分の字だから。おそらくどんな小さな変化でも気づくことが出来ると思います。

他人が見逃す変化でも、自分なら「この『あ』上手にかけたな。この『関越自動車道』の『越』いい感じに書けたな」という風に。

自分が手書きして残したモノがたくさん自分を褒めてくれます。

そうやって、自分の字の変化(上達?)を感じていると楽しい気持ちを維持しながら長くペン習字に取り組めるのではないかと思います。

少なくとも、私はそうやって今もペン習字を続けています。

1年続けて思ったこと

ペン字練習を1年続けて良かったです。今も継続中です。

奥さんに「字が上手になったね」と褒めてもらえました。これが全てです。

これからもペン習字は続けます。

※というかテキストがまだ全部終わってないので続きます。頑張って2万円回収しないと…。

最後まで読んでいただきありがとうございました。左利きの方、字が上手になりたいと思う方の役に立てば嬉しいです。

created by Rinker
¥1,100 (2026/04/28 15:15:49時点 楽天市場調べ-詳細)

通信講座はがくぶんの左利き用ペン習字通信講座です↓

【左利きコース】日ペンのボールペン習字講座<<資格取得は通信教育・通信講座のがくぶん>>

【コメント】

タイトルとURLをコピーしました