【万年筆歴10年の左利き】パイロット万年筆 まとめ

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万年筆あれこれ

万年筆について知りたいけど、1つ1つ調べるのはめんどくさいという方へ。

国内3大万年筆メーカーの1つ、パイロットの万年筆をまとめました。(私が持っている万年筆)

ちょっとした商品説明と私が実際に使ってみた印象を紹介しています。

それぞれに個別のレビュー記事があるので、気になるものがあればそちらも併せて読んでみて下さい。

万年筆に興味のある左利きの方の役に立てた嬉しいです。

みつけのしろうさぎ

万年筆歴10年の左利きです。持っている万年筆はだいたい40本。新潟県在住の30代2児の父。
左利きの万年筆に関する情報が少ないのがきっかけでブログを始めました。左利きの方、万年筆に興味のある方のための情報発信をしています。

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パイロット

パイロット株式会社は、1918年に創立された日本の大手文房具メーカーです。筆記具や手帳などのステーショナリーを製造・販売しています。

パイロットのミッションは、「人と創造力をつなぐ」ことです。筆記具を通じて、人々の創造力を支えることを目指しています。

1918年に日本初の純国産の金ペンを製造した並木良輔が、東京商船学校の同窓である和田正雄とともに
株式会社並木製作所を設立しました。

船乗りであった創業者たちの「業界の水先案内人でありたい」という想いを込めて作られた国産初の万年筆が「パイロットペン」と名づけられ、のちの社名の由来になりました。

その後、1938年にパイロット萬年筆株式会社に、1989年には株式会社パイロットに商号を変更しました。

現在は、万年筆やボールペン、消せるボールペン「フリクションボール」などの革新的な商品を開発しています

カクノ(KAKUNO)

「万年筆とのはじめての出会いが、大切なものとなるように」そんな想いからカクノは生まれました。

カクノは、初心者や子供向けに設計されたシンプルで使いやすい万年筆です。(大人にも大人気です)

持ちやすく、転がりにくい形をしています。(六角形のボディと丸みのある三角形のグリップ)

ペン先は特殊合金で細字(F)と中字(M)のペン先を使用し、筆圧に応じた書き味を提供します。

ペン先には「えがおのマーク」が描かれており、正しい持ち方をすると笑顔のマークがしっかりこちらに見えるようになってます。

カクノは1100円(税込み)で手に入れやすい価格です。

初心者向けの万年筆ですが、万年筆好きにも愛用する人は多いです。

左利きでも安心安定のスラスラとした書き心地。

ちょうど良いサイズ感で何時間書いていても疲れない使いやすさ。

ただ、インクが乾くのが少し早い気がする。(私の感覚ですが)

基本のカラーバリエーションの他にも色んなカラーが出てます。

詳細レビューはこちら↓

左利き(レフティ)の万年筆レビュー (パイロット カクノ) | みつけのしろうさぎ

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プレラ

カジュアルな装いで、気軽に使えるショートサイズの万年筆。

特殊合金のペン先を使用し、滑らかな書き心地。

色彩逢いシリーズでは、7色のカジュアルなカラーバリエーションがあります。

手頃な価格帯で、初心者にもおすすめです。

さらに、カリグラフィ用のペン先も追加できるため、デザイン性の高い文字や絵を楽しむことができます。

ショートサイズの万年筆、私には絶妙なサイズ感。

キャップが勘合式なので、パッと筆箱や手帳から出してサッと書き出せます。

書き心地も文句なし。左利きでも楽しめます。

値段は3850円(税込み)この形やサイズ感が好きな方なら決して高くない値段です。

ただ、試しに買うにはちょっと3850円は高いかも…。通販でもう少し安く売っているので、試しに使いたい方は探してみるとよいかも。

パイロットの万年筆で一番にプレラをオススメする人はあまりいないと思います。

しかし、私は「意外と左利きの初心者の方にはプレラがいいのでは?」と思っています。

理由はキャップポストした万年筆らしい雰囲気を楽しみながらしっかり日常使いできるからです。

正直パイロットならどれをオススメしても間違いはないですが、あえてオススメするならプレラがいいかなと思います。

※キャップポスト=キャップを後ろ側にハメた状態。↑の画像みたいな状態。

詳細レビューはこちら↓

【万年筆歴10年の左利き】万年筆レビュー パイロット プレラ | みつけのしろうさぎ

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ライティブ

「ライティブ」とは、「LIGHT(軽い)」と「ACTIVE(活動的)」を組み合わせた造語です。

常に持ち歩いてほしいという願いを込めてつけられました。

万年筆の中でもとても軽いボディと新仕様のインナーキャップにより、気密性が高くインクの乾燥を防ぎ、すぐに書き出せます。

値段もお手頃価格で初心者の方も始めやすい万年筆です。

値段は税込み2200円と万年筆ではかなり安い。

そして、何より軽い!私が持った万年筆の中でも1,2を争う軽さ。

そして、書き心地や使い勝手も文句なし。値段も2200円(税込み)で万年筆にしてはかなり安い。

色んなオススメを見すぎて「一周回って何がいいか分からない」方はここから始めるのが良いかも。

それぐらい普段使っているシャーペンやボールペンに感覚が近い万年筆です。

私からすると「良くも悪くも万年筆っぽくない」万年筆に感じてしまいますが…。(私は万年筆好きが重症のようです)

詳細レビューはこちら↓

【万年筆歴10年】左利きの万年筆レビュー(パイロット ライティブ) | みつけのしろうさぎ

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コクーン

パイロットの「コクーン」は、洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えた万年筆です。

丸みを帯びたボディで、手にしっくりと馴染む形状です。ビジネスシーンやプライベートのどちらでも使いやすいデザインです。

適度な重量感があり、バランスも良いため、長時間の筆記でも手が疲れにくいです。

ステンレス製のペン先が採用されており、滑らかな書き味を提供します。細字(F)と中字(M)のペン先が選べます。

メタルボディとクロームのトリムが使用されており、高級感があります。

高品質な万年筆としては比較的手頃な価格で、コストパフォーマンスが高いです。

カクノ、プレラ、ライティブを見てあるいは触って「なんかちょっと安っぽいなぁ」と感じる方、コクーンならいかがでしょう。

値段は4400円(税込み)で少し値段は上がりますが、持った感触から違います。

雰囲気のある重みやヒンヤリした金属の感触。良いものを持っている気がします。(実際に良いものです)

書き心地もカクノ、プレラ、ライティブ同様に左利きでもスラスラとした書き心地です。

私は手汗で多い方で、金属のボディだと書いてるうちに汗で滑ってしまうのが玉に傷です。

ただ、手汗を書くほどの筆記量でなければ全然問題ありません。(手帳や日記など)

詳細レビューはこちら↓

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ステラ90s

パイロットのステラ90Sは、機能性とデザインが見事に融合した万年筆です。

金のペン先で、滑らかな書き心地が特徴です。中字(M)、細字(F)のバリエーションがあります。

本体は高級感のある黄銅製で、メタリックな塗装が施されています。耐久性も高く、長く愛用できます。

シンプルでエレガントなデザインは、どんなシーンでも使いやすいです。特に、星のような輝きを持つ仕上がりが特徴的です。

コンパクトなデザインで日常使いの他、手帳のお供としても活躍します。

すでに廃盤になっていて、通販でもあまり見かけません。

しかし、私はこれを近くの事務用品店のショーケースで見つけました。値段はだいたい1万円ぐらい。

「廃盤した商品が近くの文具屋さんや事務用品店などに眠っているかも」そう期待しながらお店に入るのも楽しみの1つです。それで思わぬ出会いがあるかも。

ステラ90sはまさにそんな万年筆でした。

息子の散歩途中で商店街にある事務用品店に立ち寄った時に出会いました。

絶妙なサイズ感、パイロットの安定した書き心地、金属軸の心地よい重み、控えめに言って「最高です」

詳細レビューはこちら↓

【万年筆歴10年の左利き】万年筆レビュー パイロット ステラ90s | みつけのしろうさぎ

カスタム74

握りやすく太めな軸で、本格的な書き味を持った万年筆。

11種類のペン先をそろえたエントリーモデル本格的な書き味の11種類のペン先から選べます。

まずはこの1本から、本格的な万年筆の初心者にもおすすめです。

伝統的な本体デザインや、4色のボディ色展開も魅力。

初めての金ペン万年筆といえば、カスタム74。

値上がりして22000円(税込み)「初めての金ペン万年筆にしてはハードルの高い金額」と思ってしまう値段になってしまいました。

通販では16000円ぐらいで売っているようです。(2025年1月29日)

書き心地はもちろん安定のパイロット。スラスラとした気持ちよい書き心地。

字幅の種類が豊富でぜひ試し書きしてもらいたい。(試筆できるお店を探すのが手間ですが…)

キャップポストするとだいぶ長く感じます。(↑画像)

私はキャップポストせずに使っています。(↓画像)

私は軟調細字(SF)という字幅を購入しました。試筆だけで2~3回はお店に行きました。

試筆では色んな字幅やほかの万年筆と書き比べながら購入を検討しました。

今では「大丈夫大丈夫、ちょっとクセがあっても使いこなすから」と試筆なしで買うこともありますが、変な自信がついてない方はぜひ試筆してください。

初めて金ペンを買った時の話。【万年筆歴10年の左利き】 | みつけのしろうさぎ

ペン先はこんな感じ。「PILOT」の社名、「14K-585」は金の含有量、「5」はペン先の大きさ、〈SF〉はSoft Fine の略、軟調細字を表しています。

詳細レビューはこちら↓

左利きの万年筆レビュー(パイロット カスタム74) | みつけのしろうさぎ

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最後まで読んで頂いてありがとうございました。

私は「他メーカーと比べるとスラスラでちょっと滑るなぁ」と感じる時もあります。

人それぞれ、心地よく感じる書き心地は違います。しかし、まずはパイロットの万年筆から始めたら?と言えるぐらいの安定感です。

パイロットはイヤな引っかかりのない安定したスラスラとした書き心地で誰にでもオススメできます。

左利きの方、万年筆に興味のある方の役に立てば嬉しいです。

みつけのしろうさぎ

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