【万年筆歴10年の左利き】万年筆レビュー ツイスビー スワイプ

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万年筆レビュー

台湾の筆記具メーカーTWSBI(ツイスビー)のコスパ良好な万年筆スワイプをご紹介します。

私はすでにツイスビーのエコという万年筆を持っています。(字幅は細字)

最近、ツイスビーのEF(極細)ってどんな書き心地なんだろうか?と疑問が湧いてきたので字幅EF(極細)に挑戦してみました。

この記事は【万年筆歴10年の左利き】がツイスビーのスワイプを使ってみた感じをサイズ感、デザインや書き心地を中心にレビューしたものです。

左利きの方、万年筆に興味のある方の役に立てば嬉しいです。

また、字幅F(細字)EF(極細)を選ぶ時に悩んでいる左利きの方の参考に少しでもなれば幸いです。

みつけのしろうさぎ

万年筆歴10年の左利きです。持っている万年筆はだいたい40本。新潟県在住の30代2児の父。
左利きの万年筆に関する情報が少ないのがきっかけでブログを始めました。左利きの方、万年筆に興味のある方のための情報発信をしています。

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スワイプ(字幅EF極細)を使った感じは思っていた以上に滑らかな書き心地でした。機能的でシンプルなデザインとサイズ感で使いやすいので、日常使いにも最適。

字幅に関してはEF(極細)F(細字)それぞれに向いてる使い方がなんとなく知ることができました。

ツイスビー スワイプ

ツイスビー(TWSBI)は、台湾の三文堂筆業有限公司が製造・販売する万年筆ブランドです。

2009年に設立され、当初はOEM製造を行っていましたが、その後自社ブランドとして独立。

「本格的な万年筆を適正な価格で」という現CEO ジム・ワン氏の経営理念をもっている会社です。

代表的なモデルには、DIAMONDシリーズ、ECOシリーズ、GOシリーズなどがあります。DIAMONDシリーズは特に高級感があり、ECOシリーズはコストパフォーマンスに優れています。

「ツイスビー スワイプ」は、TWSBI社が製造しているコストパフォーマンスに優れた両用式万年筆のシリーズです。

※ECOシリーズはインク充填方法は吸入式、スワイプは両用式です。

スワイプはプッシュ式コンバーター、スクリュー式コンバーター、カートリッジインクの3種類のインク充填方法があります。

ペン先の字幅は(EF、F、M、B、STUB1.1mm)の5種類からが選べます。

価格6050円(税込み)
ペン先ステンレス
字幅EF(極細)、F(細字)、M(中字)、B(太字)、1.1sub
サイズ収納時:138㎜
筆記時:130㎜(キャップポスト無し)
筆記時:165㎜(キャップポスト有り)
太さ :10㎜~13.5㎜
重さ
(インク充填済み)
全体  :15g
キャップ:6g
本体  :9g
インク充填方法両用式(コンバーターorカートリッジ)
キャップ勘合式(カチッとハマるタイプ)
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取っつきやすいサイズ感

取っつきやすい理解しやすい。親しみやすい。初めてでもうまくこなせるさま。

収納時の長さは138㎜、太さはキャップが13.5㎜、本体が13㎜、重さ15gです。

サインペンがサインペンの長さ140㎜、太さ12㎜、重さ8g。

サインペンとほぼ同サイズです。筆箱にも違和感なく収まります。

筆箱の中でも大きく場所をとることもなく持ち歩くにも便利なサイズです。

キャップポスト有りの状態の長さは165㎜、太さはキャップが13.5㎜、本体の太い部分で13㎜、細い部分で10㎜、重さ15g。

サインペンがサインペンの長さ140㎜、太さ12㎜、重さ8g。

キャップポストするとかなり長く感じます。

キャップが軽いのでキャップポストしても書き時のバランスをあまり崩れません。

キャップポスト無しの長さは130㎜、太い部分が13㎜、細い部分で10㎜、重さ9g。

サインペンがサインペンの長さ140㎜、太さ12㎜、重さ8g。

キャップポストしない状態だとサインペンより少し短くなります。

書いてる時には違和感のないサイズ感でした。初心者の方でも取っ付きやすいサイズ感だと思います。

どシンプルで機能的なデザイン。

何と言ったらいいか…。シンプルで機能的。

初心者の方には取っつきやすいデザインであり、そこそこ万年筆が好きな方も結局ここに帰ってくるデザインだと思います。

数十本万年筆を持っている私でもスワイプを使ってみると「やっぱり基本はこの形だよなぁ」と感じます。

キャップの頭にはツイスビーのロゴマーク。

キャップのクリップは厚紙1枚がギリギリ挟めます。

ちょっとウルトラマン味のある銀色の曲線が個人的に好きです。

ペン先のデザインは上部の装飾とツイスビー(TWSBI)のロゴマークと名前のみ。

字幅の表記などはありません。

スワイプは両用式です。(カートリッジとコンバーター)

箱の中にスワイプ用のコンバーターが入っています。

万年筆本体の中には、カートリッジとカートリッジを抑えるバネが入っていました。

EF(極細)だけど滑らかな書き心地。

字幅はEF(極細)です。

左利きとは相性が悪いかなと思っていましたが、全然そんなことありませんでした。

EF(極細)だから多少の引っかかりは覚悟していましたが、そんなことはなくスラスラとした書き心地です。

私はキャップポストしない状態(画像↑)の方が使いやすかったです。

長さも太さもちょうど良く、使いやすいサイズ感でした。

※キャップポスト=キャップを尻軸にハメた状態。画像↓のような状態

キャップポストしても書けます。キャップが軽いのでそこまでバランスは崩れません。

しかし、キャップポストするとだいぶ長くなるのが気になります。

私はこの万年筆をキャップポストして使うことは少ないです。

画像↓のように後ろ側がビヨーンと伸びているので気になります。

画像↓【左がスワイプEF(極細)、右がエコF(細字)】※両方ともツイスビー。

字幅EFの短所は押して長い線を書くと掠れるところです。

押し書きで「シュッ」と長い線を書くと掠れます。ただ、「スー」と書けば押し書きでも掠れません。

それ以外は特に短所と感じることはありませんでした。

EF(極細)は手帳からノートまで主に文章を書くのに使えそうです。ただ、図形などは掠れを気にしないといけないのでF(細字)の方が良いと思います。

逆にF(細字)は手帳で使うには太いと感じます。しかしノート中心に日常使いには幅広い用途で対応できます。

私の場合、手帳で使うかどうかがEF(極細)orF(細字)を選ぶポイントになりそうです。

取っつきやすい万年筆。

記事の中によく出てきましたが「取っつきやすい」万年筆です。

※「取っつきやすい」=理解しやすい。親しみやすい。初めてでもうまくこなせるさま。

価格だけ6050円(税込み)で決して「取っつきやすく」ないですが、それ以外は扱いやすいサイズにデザイン、書き心地でした。

ツイスビーや海外万年筆に挑戦したい方でシンプルなデザインが好きな方にオススメできる1本だと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。左利きの方、万年筆が好きな方の役に立てば嬉しいです。

みつけのしろうさぎ

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