誕生日に万年筆を購入しました。ずっと欲しかったカッコいいデザインの万年筆。
「シェーファー・インテンシティのウルトラマリンストライプ」
ある文房具屋さんで奥さんに「買っていい?」って伺ったところ、「誕生日だから買ったらいいよ」と言ってもらい背中を押してもらう形で購入。
ルンルンで購入しました。しかし、後日ネット通販をみたら割引で売っているのをチラホラ…。
奥さんに背中を押してもらった思い出込みで「定価」ならまぁいいかという思い出とデザインがお気に入りの万年筆です。
今回は万年筆歴10年の左利きがシェーファーのインテンシティをレビューしていきます。
ちなみにシェーファー・インテンシティはそれ自体廃盤なのか、新規では売っていない様子。
Amazonや文房具屋に多少置いてある程度です。この記事を書いている時には割引された状態で売っているモノもあったので、気になる人はチェックしてみて下さい。
シェーファー・インテンシティ
シェーファー:ウォルター・シェーファーが1913年にアメリカで設立。自らが購入した万年筆が使いづらくて改良したのがきっかけで万年筆づくりをスタート。
手の負担を軽減するために重心をペン先に置いたモノや万年筆とシャーペンの機能を兼ね備えた多機能型ペンなど、様々なペンを開発。
アメリカのニクソン大統領やレーガン大統領、日本の吉田茂元総理が使用したことでも有名。
インテンシティ:細身でモダンなデザイン。ブラックやカーボン、ストライブ柄があるが、それぞれ廃盤になっているのか、ネットや実店舗の在庫限りになっている様子。
インテンシティを翻訳すると「強さ」「激しさ」「強烈」など強めの意味です。
真鍮製で硬いし、重いから材質的には強いと思いますが、細身でスマートなデザインなのでこのネーミングは意外に思いました。
定価 | 10,800円(税込み) |
字幅 | 細字(F)、中字(M) |
ペン先 | ステンレス |
ボディサイズ | 収納時:135㎜ 筆記時:160㎜(キャップポスト有) 筆記時:120㎜(キャップポスト無) |
重さ | 42g(コンバーター+インク込み) |
インク充填方法 | 両用式(コンバーターorカートリッジ) |
キャップポスト(無し)が最適バランス。
収納時のサイズは長さ135㎜、太さ11㎜、重さ42g。サインペンが長さ137㎜、太さ12㎜、重さ9gです。
サイズ感はサインペンとほぼ一緒ですが、重みが結構ずっしり来ます。
筆箱に入れて歩いていると勝手に重みで下へ下へと移動していき、いつの間にか筆箱の底にいます。
キャップを後ろに挿した状態(キャップポストあり)の長さは160㎜、太さ11㎜、重さ42g。サインペンが長さ137㎜、太さ12㎜、重さ9gです。
結構長いし後ろが重いです。42gのうち、キャップが17gで結構後ろが重くなるので、左利きとしては使いづらい。
持った時の写真映えはこっちの方が良いですが、私はこの状態では使わないです。
本体のみ(キャップポスト無)の状態の長さは120㎜、太さ11㎜、重さ25g。サインペンが長さ137㎜、太さ12㎜、重さ9gです。
私はこの状態で使っています。長さも私の手にはちょうど良いサイズ感でした。程よい重さで使いやすい。
デザイン~説明いらずのカッコよさ(個人的に好み)~
ボディは真鍮製。少し深めの青とシルバーのストライプがカッコイイ。私のお気に入りポイントです。
ただ、指紋が目立つ…。小まめに拭いてやることをオススメします。
ペン先はステンレス製でシルバー。ロゴと字幅を表す「F]のみのシンプル。
このシンプルな感じがスマートでカッコいい。
シェーファーはキャップに白い丸(ホワイトドット)が目印。品質保証の印だそうです。
インクフローは渋いけど、調子が出るとスラスラ。
私が購入したのは細字(F)です。
私の場合、キャップポストせずに使うとちょうど良いサイズ感でした。真鍮製なので持つと万年筆の重みがずっしり感じられ、書いている時に安定感がありました。
インクフローは使い始めは渋め。書き始めは「薄いなぁ~」と思いましたが書いてるうちに調子が出てきたんだか、スラスラと書けました。インクフローの渋さも書き始めだけでした。
キャップポストするとキャップの重さの分、重心が後ろになってしまうので書きづらかったです。
お尻に振り回されて、それを抑えるのに力がいるのでそれがストレスになりました。
デザイン良し、書き心地良しの満足な1本。
私の推し紹介に付き合って頂きありがとうございました。
シェーファー・インテンシティはデザイン良し、書き心地も問題なしの良品でした。
私はこの真鍮の質感と深めの青のストライプがとても気に入っています。
私は定価で買ってしまいましたが…。この記事を書いている時点では、割引などで定価以下で買える可能性もあるので、気になる方は少し探してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。万年筆好き、左利きの方の役に立てば幸いです。
みつけのしろうさぎ
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