JNHAO(ジンハオ)の万年筆は安くてデザインもよく手軽に物欲を満たしてくれます。
予算に限りのある私にはとても有難い万年筆です。今回はJNHAO(ジンハオ)のDadaoを購入しました。
【万年筆歴10年の左利き】がJNHAO(ジンハオ)のDadaoをサイズ感、デザイン、書き心地を中心にレビューしていきます。
価格はなんと1730円。それでいて大きな本体サイズと美しいデザインと実用的な書き心地が魅力。
JNHAO(ジンハオ)の万年筆はコスパがバグってて、万年筆が欲しくなったら物欲を満たすためにちょこちょこ買ってしまいそう。
JNHAO(ジンハオ)
ジンハオ:中国の筆記具メーカー。1988年に中国で始まる。
JNHAO 9019 万年筆 Dadaoシリーズ:大きなボディとペン先が特徴。飽きのこないシンプルなデザインながら、高級感のある質感。
価格 | 1730円(税込み)Amazon調べ。 |
字幅 | 極細(EF)細字(F)中字(M) |
ペン先 | ステンレス |
本体素材 | アクリル |
ボディサイズ | 収納時:146㎜ 筆記時:167㎜(キャップポスト有) 筆記時:130㎜(キャップポスト無) |
重さ | 33g |
インク充填方法 | コンバーター |
中国メーカーの万年筆の印象。
初めて買った中国メーカーの万年筆はジンハオ500という万年筆でした。こちらは正直ハズレでした。
インクフローが悪くすぐに乾いてしまい、1週間ぐらい無理やり使ってお蔵入りしました。
なので、中国メーカーの万年筆の印象は最近まで疑わしかったです。
印象は悪かったものの中国メーカーの万年筆は「デザインはいいし、安いから手軽に物欲を満たせる」のが大きな魅力。
今回は自分の物欲と中国万年筆の魅力に負けて万年筆を買いました。
結果、書き心地は悪くなかったのでアタリ!そうなると価格に対する満足度がバグってる万年筆になります。
「書き心地にハズレもたまにあるけど、アタリだと満足度の高い万年筆が多い。」今はそんな印象を持っています。
我が家で1.2を争うサイズ感。
収納時の長さは146㎜。軸径は18㎜。重さ33gです。サインペンは長さ137㎜、太さ12㎜、重さ9gです。
サインペンと比べるととりあえず大きいのが分かります。軸径18㎜は我が家にある万年筆の中では一番太い万年筆です。
筆箱のサイズに注意が必要です。小さい筆箱に仕舞うと他の筆記具が取り出しにくくなります。
キャップポストした状態の長さは167㎜です。
このサイズ感になると、サインペンと比べる意味があるのか分かりませんが、我が家の万年筆でもトップクラスの大きさです。
とにかく本体は長く、軸は太い。存在感が凄いです。ただ、キャップ自体は軽いのでキャップポストしても使える筆記バランスだと思います。
キャップポストしない状態の長さは130㎜。
この状態が1番使いやすかったです。私の手には軸が若干太いですが、慣れれば問題ない範囲でした。
1730円とは思えない上品なデザイン。
中身が透けてみえるピンクに金属パーツが金色、丸みのあるフォルム。全体的に落ち着いた上品さを感じます。
ペン先は金と銀のバイカラーでジンハオのロゴが刻印されています。ペン先が他の万年筆に比べるとかなり大きいです。
これが2000円以下で買えるなんてホントに有難い。
通販サイトでみるより、深めな色合いでした。
もう少し子供のように明るいピンクかと思っていたら、大人の落ち着いた女性を思わせる深めのピンクでした。
不満のない書き心地。
購入した直後はインクフローが渋くて、書いていて字がかすれてしまうことが多かったです。
1日おいて使ってみても状態が変わらなかったので、切り割り部分を少し広げてインクフローをよくしました。
そしたら、気持ちよくスラスラと書けるようになりました。左利きの私でも問題なく使えています。
字幅は細字(F)です。海外メーカーの細字(F)なので、国産万年筆の細字(F)より少し太めです。
予算に限りがある方には満足度の高い1本。
「高い万年筆は買えないけど、雰囲気のある大きな万年筆が欲しい」という方にオススメです。
お小遣いに限りのある私には、2000円以下でこのサイズ感を経験できるのは本当に有難い。しかも、デザインや書き心地も悪くないので実用面でも助かります。
本音を言えば、数万円する万年筆を使ってみたいですが、(アウロラ、モンブラン、ヴィスコンティなど)1年に1本買うことも出来るかどうか。
そんな私に手頃な値段で夢を見せてくれる庶民の味方のような万年筆でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。左利きの方、万年筆に興味のある方の役に立てば嬉しいです。
みつけのしろうさぎ
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