セーラーの初心者向け万年筆の中で最安値のハイエースネオ。
興味はあるけど、左利きの使用レビューなど購入の参考になる情報が少なく悩んでいる方へ
【万年筆歴10年の左利き】がポイントを4つに分けてハイエースネオを紹介していきます。
- 基本情報(価格やペン先、字幅などのカタログスペック)
- サイズ感(サインペンと比べて)
- デザイン(装飾や触って感じる機能面について)
- 書き心地(左手で書いてみた感想)
ハイエースネオはデザインがシンプルで使い勝手が良く、左利きでも問題なく書ける硬めのペン先で「カリカリ」「サッサッ」とした書き心地です。
万年筆に慣れて筆圧が調節できるようになるとさらに書き心地がよくなります。
セーラー万年筆に興味があって、とにかくお試しで安い万年筆が欲しいという方にオススメです。
基本情報 ~初心者向け万年筆でも安い~
sailor(セーラー):筆記用具やその他文房具の製造販売をしている会社。国内3大万年筆メーカーの1つ。1911年に広島で万年筆の製造を始める。
sailor(セーラー)の名前の由来は、「将来は自社の製品を船に乗せて世界へ輸出する」という強い想いと「1人の提督より大勢の水兵が大切」という民主的な想いが込められています。
ハイエースネオ:初心者向けの万年筆の1つ。セーラーの初心者向けの万年筆の中では一番安いモデルです。
安いながらも、硬めのステンレスペン先であったり、インク充填方法が両用式(コンバーターorカートリッジ)を採用していたり、セーラーの万年筆を体験が出来る万年筆になっています。
ハイエースネオクリアという本体部分が透明になっているモデルもあり、そちらでは入れたインクの色も楽しみながら万年筆を使うことが出来ます。
サイズ感(細身で軽くて使いやすい)
キャップをした状態だと、サインペンより短く、細いです。
キャップがアルミ製で少し重みがある分、全体の重量感はサインペンと変わりません。
筆箱に入っていても全然スペースを取りません。
キャップを後ろにハメた状態だと、長さはサインペンと同じぐらいになります。
持ってみると重みのあるキャップが後ろにいるので、重心がだいぶ後ろになります。
キャップを後ろにハメない状態だと、サインペンよりかなり短くなります。
重さもキャップがない分かなり軽くなります。サインペンより軽いのが持って分かります。
デザイン ~とってもシンプル~
とってもシンプルなデザインです。シンプルすぎて表現に困りますが、分かりやすくて良いデザインです。
アルミのキャップに黒の樹脂製のボディ。ペン先はメーカーロゴが刻印されています。
少し細身で樹脂製のボディは持つと軽くて扱いやすいです。
良くも悪くも「万年筆万年筆」してないので、他のペンと一緒に筆箱に入れても気にならないし、周りを気にせず使う事が出来ます。
書き心地 ~強い筆圧も受け止める~
他メーカーと比べても字幅は細いです。(同じ細字Fです)
書き心地は筆圧が強い時は「カリカリ」「サッサッ」という感じ。
筆圧が調節できるようになると少し「サラサラ」とした書き心地を感じることが出来ます。
強い筆圧でもペン先が安定しているので安心して書けます。最初は「カリカリ」とした書き心地だけど、価格を考えるとまぁこんなもんかと思います。
私は後ろにキャップをハメずに使っています。そちらの方が割と小さい字を書く時のバランスが良いからです。
キャップを後ろにハメた状態だと、アルミ製のキャップが重くて、キャップポストすると後ろが重くなってしまい、とても書きにくかったです。キャップポストしなければ書きにくいことはありません。
インクは購入時に付属していたカートリッジ(黒)を使っています。ハイエースネオは購入時に2本カートリッジが付属しています。
安く万年筆を試したい方には丁度良い万年筆です。
セーラー万年筆を安く手軽に試したい方におすすめの万年筆です。万年筆を体験するには丁度良い万年筆だと思います。
スーパーやショッピングモールの文具コーナーや文具店にも置いてあり、手に取りやすいかと思います。
資金に余裕があるなら、デザインも書き心地もよい「プロフィット」シリーズのエントリーモデルの万年筆をおすすめします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。万年筆が好きな方、左利きの方の役に立てれば幸いです。
みつけのしろうさぎ
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