「字をもっと上手に書けるようになりたい」——そう思ってペン字練習帳から始めた私ですが、次は通信講座に挑戦することにしました。
ところが、いざ調べてみるとペン字の通信講座は種類が多く、さらに「左利き用」があるかどうかを確認するのがひと苦労。
気づけば半日かかってしまいました。
この記事では、私が実際にペン字講座選びで参考にした情報をまとめています。
これから受講を考えている方の時間や手間を少しでも省けたら嬉しいです。
色々調べた結果、私は「がくぶんの日ペンボールペン字講座」にしました。
理由は色々比較した結果、あえて「左利き用」でない講座を選ぶ理由が見つからなかったからです。
他と大きく見劣りしないのであれば、私は「左利き用」を選びます。
「左利き用」にするかどうか。

↑「左利き用」の場合、右利き用のテキストとお手本の配置が違います。このお手本の配置が結構重要。

↑手に隠れてしまうのが「右利き用」、はっきり見えている方が「左利き用」のお手本の配置です。
通信講座選びをするとき、最初に「左利き用にするかどうか」を決めておくと、講座選びがぐっと楽になります。
「左利き用にするか」で迷っている方は、実際に本屋さんで左利き用と通常のペン習字の本を見比べてみることをおすすめします。
左利き用と通常のペン字練習の本を実際に見てみると具体的に「左利き用のメリット」を感じることができ、それが必要かどうか判断しやすくなります。
私は「お手本が手に隠れて見づらい」という小さなストレスを数か月も抱えるのが嫌だったので、左利き用を選びました。
逆に、そのストレスが気にならない方であれば、選択肢は広がると思います。一度本屋で確認してみると良いでしょう。
【万年筆歴10年の左利き】ペン字練習帳(左利き用)をやってみた。 | みつけのしろうさぎ
AIが教えてくれる通信講座のチャックポイント
チェックポイント | 具体的な確認ポイント |
---|---|
費用・追加料金 | 受講料など実質コスト |
受講期間・有効期限 | 標準で何か月間か、有効延長可能かどうか。 |
添削回数・頻度 | 何回添削があるか、いつまで添削可能か。 |
チャットCPTに「ペン習字を通信講座で習いたい。いくつか比較をしながら紹介してください」と言ったら以下の表でチャックポイントを教えてくれました。
チャットGPTは7項目のチャックポイントを教えてくれましたが、私が参考にしたのは3つです。

まず確認したのは「費用」です。
どれが一番安いかというよりも、「ペン字通信講座の相場はいくらか」という視点で調べました。だいたい2万~4万円程度が多いようです。
実際に受講してから気づいたのですが、添削課題を郵送する際には切手代がかかります。
(普通郵便で140円程度、私は郵便代110円かかります)
大きな金額ではありませんが、頭の片隅に入れておくと安心です。なお、検定料は検定を受けなければ不要です。

次に確認したのは「受講期間」です。
期間が短すぎると修了まで終わらない可能性があるからです。
仕事・家事・育児の合間に取り組むとなると、日常の隙間時間で少しずつ進めることになります。
そのため、6か月~12か月程度の講座が現実的だと思いました。
逆に12か月以上になると間延びしてモチベーションが続かない可能性があるので、長くても12か月を目安に考えました。

最後に「添削回数」です。
あまり少ないと参考にならない一方、多すぎると提出が負担になります。そこで、ちょうどよい回数の講座を探しました。
ペン字通信講座一覧
講座名 | 特徴/強み | 受講期間・添削回数など | 費用・その他 |
---|---|---|---|
ユーキャン 実用ボールペン字講座 | 通信講座大手。受講者総数230万人以上。 | 8か月/添削6回など | 29,700円(税込み) |
がくぶん「日ペンのボールペン習字講座」 | ペン習字専門の実績が長い。左利き用がある。 | 12か月/添削12回あり | 39,800円(税込み) 事務手数料等は別。 |
パイロット ペン習字通信講座 | 文房具メーカーの講座。複数の書風から選べるなど個別性あり。 | 12か月/毎月1回 | 新規入会20,900円(税込み) 2年目以降の継続入会14,300円(税込み) |
四谷学院ボールペン時講座 | 「55段階ボールペン字講座」は、美しい文字を効率よく学べるように設計。 | 12か月/18回 | 29,000円(税込み) |
NHK学園 基礎からのボールペン字講座 | 「クセ字がなおる!基礎からのボールペン字」は、クセ字を改善し、美しい手書き文字を習得。 | 9か月/添削6回 | 24190円(DVD有) 21600円(DVD無) |
一通り調べてみて。

冒頭でも言いましたが、色々な通信講座のホームページや比較ブログを見て検討した結果、「がくぶん(日ペンのボールペン字講座)」を受講することにしました。
最大の決め手は「左利き用テキスト」があることです。お手本の位置が左利きに合わせて作られているだけですが、これが大きなメリット。
市販の左利き用練習帳でも実感しましたが、ペン習字ではお手本を何度も見ます。
見にくいとストレスになり、数か月続ける講座のモチベーションにも影響します。
実際に届いた教材でペン習字をしていますが、いまのところ、とても快適です。
費用は税込39,800円と比較した中で最も高額でしたが、キャッシュバックキャンペーンを利用して約2万円安く受講できる予定です。(条件あり)
受講期間は12か月で添削は12回。課題提出は多めですが、1年あればのんびり取り組めそうです
キャッシュバックの条件もあるので、最後までやり切るつもりです。
他に気になったのは「パイロットのボールペン字講座」と「NHKのクセ字はなおる!基礎からのボールペン字講座」。
どちらも内容がシンプルで分かりやすく、価格も抑えめでした。
特にパイロットは好きな字形のお手本を選べる点が魅力的で、もし左利き用があったなら選んでいたかもしれません。
以上、私がボールペン字通信講座を受講するにあたり調べて考えたことをつらつらと書きました。
ボールペン習字の通信講座を受けるか迷っている左利きの方の参考になれば嬉しいです。
現在、万年筆を使いながら楽しんでペン習字をしています。
無事にやり切ったならば、やった感想も発信していきたいと思います。
みつけのしろうさぎ
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